統合ECソリューション
導入事例 大手食品製造業
背景
同社は従来よりリレーションシップ・マーケティングを重視。お客さまとの1対1(OneToOne)の関係構築をめざして様々な施策に取り組み、2010年には利用媒体を全面的なデジタル化へと方針転換しました。CRMシステムを刷新して、複数の会員制度を統合、ECシステムを再構築するなどダイレクト&デジタル・マーケティングとして展開することが決定されました。
ねらい
- デジタルマーケティングの推進
- グループの直販ビジネスの一元化
- コンシューマ情報の統合
- 分析業務の高度化
- システムの継続安定稼動を享受できるデータセンター/プライベートクラウドの活用
課題
- 複数ブランドの会員制度を集約することで統合CRMシステムを構築
- 複数ブランドのECサイトを集約することで統合ECシステムを構築
- CRMやECなど複数のデータベースを統合もしくは同期することで情報を集約化
- 統合データベースを対象とする基礎分析機能(BI)とセグメンテーション機能の実装
- 既存の基幹システムや物流業者システムとのEDI連携
導入システム
「Siebel CallCenter」「Siebel Marketing」「Oracle BIEE」に加え、高機能なWebショッピングやアクセスログ解析ツールなどを組み合わせ、課題解決を実現。既存利用のVOCツール(顧客の声解析ツール)とも連携し、BIを活用して多くのデータを「見える化」しました。
導入の効果/改善点
ECシステムとCRMシステムの中核データベースとして構築した、コンシューマDBを中心に、キャンペーン後にはアクセスが集中するECシステムの受注データと物流・在庫・会計などの各データの安定した連携を実現。在庫や売上実績をリアルタイムに把握して機会損失を防ぐ仕組みを作り上げました。当社データセンターが提供するプライベートクラウド技術と組み合わせて、将来のシステム拡張も柔軟なものとしています。
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